イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに移籍することで個人合意に達したとスペイン紙「アス」や英紙「デーリー・メール」など各メディアが報じている。

 マンチェスターCは同リーグのトットナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの獲得に動いていたが、失敗。そこでC・ロナウドにターゲットを変更したとみられる。「アス」紙によると、2023年6月までの2年契約で、年俸は現在の約半額となる1500万ユーロ(約19億4000万円)で合意したという。また「サン」紙は年俸は2650万ポンド(約39億8000万円)で同リーグで最高給になると伝えている。

 昨季イタリアリーグ得点王のC・ロナウドは、ユベントスと2022年夏まで契約が残っているが、先日には代理人を務めるホルヘ・メンデス氏がマンチェスターCと緊急会談していたことが報じられていた。すでにペップ・グアルディオラ監督と起用法や役割などについて話し合ったとし、移籍は間近に迫っているようだ。

 あとはクラブ間交渉を残すのみだが「アス」紙は、ユベントス側が移籍金2500万ユーロ(約32億3000万円)と交換要員としてFWカブリエルジェズスの獲得を希望。マンチェスターCはイングランド代表FWラヒーム・スターリングを提案しており、今後の交渉の行方が注目されている。