ポルトガル1部ポルティモネンセは25日、同1部ポルトからMF中島翔哉(27)が今季終了までの期限付き移籍で加入すると発表した。同国メディア「Diario de Nolicias」など各メディアが伝えている。

 中島は2017年に同クラブに加入。好パフォーマンスを発揮すると、カタール1部アルドハイルを経て19年に強豪ポルトに完全試合した。ただ、ポルトでは思うようなパフォーマンスを発揮できず、UAE1部アルアインへのレンタル移籍から復帰した今シーズンもポルトのセルジオ・コンセイソン監督の構想外となっていた。

 記者会見した中島は「ここのスタジアムは個人的に好きですし、またプレーできるのはうれしい。チームで勝つことが大事なので頑張っていきたい」という。「痛みも不安もない。しばらく1人でトレーニングしていたので、チームに合流し、できるだけ早くプレーしたいと思っている」と意気込みを語った。

 新型コロナウイルスの影響や負傷もあって日本代表からは遠ざかっているが、日本の10番も背負ったドリブラーの復帰は9月からW杯アジア最終予選を戦う森保ジャパンにも朗報。今後の活躍が期待されそうだ。