米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミでオーナー務める元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(46)が、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の2年後の獲得に向けて電撃交渉を行った。

 メッシのPSG入りは世界中を驚かせたが、すでに水面下では〝次なる計画〟もスタートしているようだ。

 英紙「ミラー」は「ベッカムは、メッシがインテル・マイアミでキャリアを終えることについてすでに話し合っている」と報道。メッシはPSGと2年契約(1年の延長オプション付き)を結んだが、契約が切れる2年後のタイミングを見据えてベッカムとメッシが極秘入団交渉したというのだ。

「メッシはマイアミ市内に6つの豪華なペントハウスアパートメントを購入している。彼はすでにベッカムからのアプローチを通じて、フランスでの旅が終わった後、次の動きを計画し始めたようだ」と指摘。「メッシはプレーをやめた後に、将来MLSのチームを購入するチャンスもオファーされる可能性がある」と現役引退後にクラブオーナーへと転身するプランも合わせてマイアミへの移籍を真剣に検討しているという。

 さらに同紙は「インテルのオーナーはFWクリスチアーノ・ロナウド(36=ユベントス)の獲得も視野に入れており、メッシと一緒にボールを転がす」とスーパースターの共演も視野に入れていると指摘した。

 マイアミの共同オーナーではあるホルヘ・マス氏もメッシ獲得に自信を見せており、地元紙「マイアミ・ヘラルド」に対して「私はメッシがインテル・マイアミのユニホームでプレーすることを楽観視している」と注目発言を行っている。

 メッシはフランスの後に米国へと渡ることになるのか。ベッカムオーナー直々のラブコールが実るのか大きな注目が集まる。