ドイツ1部ホッフェンハイムのセバスチャン・ヘーネス監督(39)がオランダ1部PSVアイントホーフェンに所属するMF堂安律(23)と会談したとの報道を否定したと、ドイツ誌「キッカー」など、各メディアが報じた。

 PSVに合流した堂安は今夏の移籍を希望しており、すでにドイツ1部ボルフスブルク、マインツ、Eフランクフルト、2部ハノーバーとともにホッフェンハイムも興味を示していた。そんな中、ドイツ「スカイ」はホッフェンハイムが堂安獲得に向けてPSVと交渉を行っており、監督と会談した伝えていた。

「キッカー」誌によると、ヘーネス監督は「それは事実無根だ。びっくりすることが流れているが、それは事実ではない。それ以上のことは申し上げられない」とコメント。会談の事実は否定したものの、今夏に堂安を獲得するかについては言及しなかったという。

 同誌は「ホッフェンハイムが、オフェンス面での強化も視野に入れていることは事実であり、俊敏性と機動力を兼ね備えた、狭いスペースでもプレー可能なドリブラーの補強は賢明な選択だともいえるだろう。堂安はまさにその選手像にマッチした選手であり、加えてドイツリーグ(昨季同1ビーレフェルト所属)も経験済み」と伝えた。

 すでにドイツリーグは開幕し、欧州の移籍期限が31日に迫る中、堂安はどこでプレーすることになるのか。