ドイツ2部デュッセルドルフのMF田中碧(22)が20日、ホームのキール戦で新天地デビューを果たした。

 4位に終わった東京五輪で守備的MFとしてスタメンを務めた田中はJ1川崎からの期限付きで加入。この日は1―1の後半14分にピッチへ送り出され、1―2とされた後の同42分にCKキッカーを務めて、同点ゴールの起点となった。試合は2―2のドローだった。得点に絡んだ場面以外にも、積極的にボールをほしがり、攻撃参加するなど、攻守両面でいきなり存在感を放った。

 また東京五輪で田中とボランチコンビを組んだドイツ1部シュツットガルトのMF遠藤航はこの日、アウェーのライプチヒ戦にフル出場したが、チームは0―4で大敗した。DF伊藤洋輝はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。