イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が、自身のインスタグラムに長文を掲載し、自身の去就にまつわる報道などに批判的な姿勢を示した。

 今回の件はロナウドの去就報道が活発化したことと関係している。フランス1部パリ・サンジェルマン、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターシティーをはじめ、古巣であるスペイン1部レアル・マドリード復帰まで浮上。スペインのサッカー番組がRマドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がロナウドの復帰を希望していると放送し、指揮官自ら否定したこともあった。

 そんな中、ロナウドはインスタグラムに「静かにしろ!」とばかりに口元に人さし指を当てる写真とともに、抗議のコメントを掲載した。

「一人の人間として、一人の選手としての私に対する無礼はもちろんのこと、私の将来がメディアで軽々しく取り上げられることは、このようなうさわに関わっているすべてのクラブ、そしてそのクラブの選手やスタッフに対しても無礼なことだ」とし、さらに「今回のスペインでの出来事(Rマドリード復帰報道)だけでなく、さまざまなリーグの多くのクラブと私を結びつけるニュースや話が多くあったが、誰も真相を探ろうとはしていない。人々が私の名前をもてあそぶのを許すことはできないということを伝えるために、あえて沈黙を破った」と怒りをにじませた。

 そして最後に「私は自分のキャリアに集中し、直面するすべての課題に取り組み、準備している。そのほかのこと? すべて単なるでたらめにすぎないさ」と強調した。