イタリア1部ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の去就が注目を集めている。

 イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーと交渉を開始したと報じた一方、英紙「サン」は、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が同国代表FWキリアン・エムバぺ(22)がスペイン1部レアル・マドリードに移籍した場合、C・ロナウド獲得に動くと報じている。

 同紙は「PSGはキリアン・エムバペをクリスチアーノ・ロナウドに置き換えたいと考えている。これにより、6回のバロンドール受賞のリオネル・メッシと5回のC・ロナウドを結びつけることになる」と指摘。エムバペの動向次第ながら、世界屈指のFWに熱視戦を注いでいるという。

 すでに、ユベントスはC・ロナウドが今夏に移籍することに反対していないとし、エムバペがRマドリードに移籍すれば、PSGもC・ロナウド獲得の資金にメドが付くという。すでにマンチェスターCと交渉がスタートしているが、それでも「パリでメッシとC・ロナウドがセンセーショナルに合流する可能性もある」と伝えている。

 PSGのナセル・アルケラフィ会長は、メッシに加えてスペイン代表DFセルヒオラモス、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、モロッコ代表DFアフラク・ハキミを獲得しているが、新たなスターが加わる可能性もありそうだ。