去就が注目されるドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)が、来季フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に加入すると海外メディアが報じた。

 ハーランドを巡っては多くのビッグクラブが争奪戦を展開しているが、ここにきてPSGが急浮上してきた。

 フランスメディア「スポルト」は「(PSGスポーツディレクターの)レオナルドはエムバペの代わりを見つけた。それはそしてそれはFWクリスチアーノ・ロナウド(ユベントス)ではない。ハーランドの代理人と合意している」と報道。PSGは今季限りで契約が切れるエムバペの代役を模索しているが、最近噂になっていたロナウドではなく、ハーランドにターゲットを絞ってすでに個人合意しているというのだ。

 同メディアはスポーツ専門テレビ局「ESPN」の報道を引用する形で「パリは、ハーランドの代理人であるミノ・ライオラ氏とすでに合意に達している。来年の夏に7500万ユーロ(約98億円)のリリース条項が設定され、それに応じる」と指摘。ハーランドは契約満了まで1年となる来夏の移籍市場では移籍金が7500万ユーロに下がる契約条項があるとみられ、PSGはそのぶん年俸で破格オファーを準備して一気に決着をつける構えだ。

 エムバペが抜けても、FWリオネル・メッシとFWネイマールというスーパースターコンビに世界最強ストライカーが加わればまさに夢のトリオとなりそうだ。