スペイン1部バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の去就が注目されている中、すでにフランス1部パリ・サンジェルマンで決定している可能性が出てきた。

 フランス紙「ル・パリジャン」によると、パリSGの選手、スタッフらは内部でメッシ加入を知らされているが、日本時間8日午後7時からバルセロナで会見する本人が発表するまで〝口止め〟されていると報じた。パリSGとの契約については、1年のオプション付きの2年契約で手取り年俸は4000万ユーロ(約52億円)で移籍金のかからないフリーの立場での移籍となっていることから契約ボーナスも発生するという。

 また同紙はパリでの入団会見は10日に行われると予測し、フィジカルトレーナーの計画に基づき、9月12日に新天地デビューするかもしれないという。それを裏付けるかのように、米メディア「ESPN」はパリSGが10日にエッフェル塔を予約したと報じた。2017年には、そこでブラジル代表FWネイマールが入団会見を行っている。メッシの新天地は、かねて有力候補に挙がっていたパリSG入りで落ち着くのか。