東京五輪サッカー女子の決勝に進出したカナダとスウェーデンのサッカー協会が、猛暑を避けるため試合開始時間の変更を求めている。カナダの放送局「CBC」などが報じた。

 サッカー女子の決勝は6日午前11時キックオフで国立競技で行われる予定となっているが、カナダ協会は「東京五輪サッカー女子決勝のキックオフ時間を変更して選手の健康と安全を確保することも支援している」と声明を発表。

 同メディアによると、男子10種競技100メートルが行われた4日午前9時の国立競技場の気温は33度だったが、湿度を考慮すると47度にも感じるとした。

 すでに国際サッカー連盟(FIFA)とも話し合いが行われている模様で新たなスケジュールとして6日午後5時への変更を求めているという。米国とオーストラリアが対戦する3位決定戦は5日午後5時から茨城・鹿島スタジアムで行われる。