サッカーの欧州スーパーリーグ(ESL)構想に積極的な姿勢を崩さないレアル・マドリード、バルセロナ(ともにスペイン)、ユベントス(イタリア)は、3クラブ共同で新リーグ設立を進める声明を出した。

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)に取って代わる可能性があるESLはスペイン、イタリア、イングランドの強豪12クラブを創設メンバーとして4月に発足が発表された。

 ところが多くの批判が殺到し、離脱するクラブが続出。欧州サッカー連盟(UEFA)は残る3クラブに懲戒手続きを開始したが、6月に中断していた。30日には裁判所が、UEFAによる懲戒手続きを無効とする決定を下した。

 これを受けて3クラブは「今後はUEFAの脅威にさらされることはありません。ESLのプロジェクトを推進するという目的に引き続き取り組んでいきます」とした。