イングランド・プレミアリーグのトットナムは23日、所属する韓国代表FW孫興民(29)と2025年まで新たに4年契約を締結したことを発表した。

 クラブは公式ホームページで契約延長を伝えるとともに孫のコメントとして「6年間もここでプレーできたことはとても光栄なこと。特にファン、選手、スタッフとともにあるここは家のようなものだ。本当にうれしいし、またすぐにファンの皆さんに会えるのが楽しみ」と掲載した。

 トットナムのスポーツディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏も「クラブの新しい章の始まりに向けて、孫興民との新たな長期契約に合意できたことをうれしく思う」と歓迎の声を上げている。

 昨季リーグ戦で17ゴール、10アシストを記録した孫には、同リーグのマンチェスター・ユナイテッド、スペイン1部のレアル・マドリード、ドイツ1部のバイエルン・ミュンヘンなどのビッグクラブへの移籍が取り沙汰されてきたが、引き続きトットナムの一員としてタイトルを目指すことを選択する形となった。