英メディアが東京五輪男子サッカーの注目選手10傑を発表し、韓国代表MF李康仁(20=バレンシア)がアジア最高位となった。

 英メディア「スクウォーカ」は「この夏の男子五輪サッカートーナメントで最もエキサイティングな選手は誰か」と題して五輪で注目の10選手をランキング形式で特集した。

 日本からはDF冨安健洋(22=ボローニャ)が10位で唯一のランク入り。「センターバックとサイドバックの両方でプレーでき、才能がある。スパーズ(トットナム)のファンは彼の進化に目を光らせている」とイングランド・プレミアリーグの強豪トットナムからの関心も踏まえて注目株と評した。

 アジア選手の最高位となったのが李で「韓国で最年少の選手だが最大の評判だ。ドリブルでサポーターを驚かせている。MFダビド・シルバとの比較もされ、韓国はメダルを追加する可能性がある」と高く評価した。

 李と比較されることが多い日本の至宝のMF久保建英(20=レアル・マドリード)は残念ながら選外となった。

 注目選手ランキングは以下のとおり。

 1位スペイン代表MFペドリ(18=バルセロナ)

 2位ブラジル代表DFダニエウ・アルベス(38=サンパウロ)

 3位スペイン代表MFダニ・オルモ(23=ライプチヒ)

 4位コートジボワール代表FWアマド・ディアロ(19=マンチェスター・ユナイテッド)

 5位ブラジル代表FWリシャルリソン(24=エバートン)

 6位スペイン代表FWマルコ・アセンシオ(25=レアル・マドリード)

 7位フランス代表FWアンドレピエール・ジニャック(35=ティグレス)

 8位フランス代表FWフロリアン・トバン(28=ティグレス)

 9位韓国代表MF李康仁(20=バレンシア)

 10位日本代表DF冨安健洋(22=ボローニャ)