フランス1部パリ・サンジェルマンは6日、イタリア1部インテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(22)を獲得したと発表した。

 ハキミはスペイン1部レアル・マドリードの下部組織出身で2016年にトップデビュー。ドイツ1部ドルルトムントへ2シーズンのレンタル移籍を経て、昨年7月にインテルへ完全移籍し、リーグ制覇を果たしたチームの躍進に大きく貢献した。

 フランス紙「レキップ」など各メディアによると、契約期間は2026年6月末までの5年で移籍金は6000万ユーロ(約78億円)+ボーナス1000万ユーロ(13億円)になるという。サイドバックの選手としては破格の移籍金で期待の大きさをうかがわせえる。

 ハキミはクラブの公式ホームページを通じ「大きな誇りを感じています。スペイン、ドイツ、イタリアに続き、パリ・サンジェルマンは、世界で最も権威のあるクラブで新しいチャンピオンシップを発見する機会を提供してくれます」とし「新しいチームメートやファンに会い、パルク・デ・プランス(本拠地スタジアム)の中で、情熱を体験するのが待ちきれません。私はコーチやチームメートと同じ大きな野心を共有しており、期待されていることを実現するために全力を尽くします」とコメントした。