東京五輪に臨むサッカーU―24日本代表MF堂安律(23)が、大会後にオランダ1部PSVアイントホーフェンに復帰する可能性が出てきた。

 昨季はPSVからドイツ1部ビーレフェルトにレンタルで加入。主力として活躍した堂安にクラブ側も契約延長を模索したが、500万ユーロ(約6億6000万円)の移籍金が捻出できず、今季限りでの退団が発表された。

 今後の去就に注目が集まる中、2024年6月末まで契約があるPSVは再び他クラブにレンタル移籍させる方針とされ、ドイツ1部マインツが興味を示していた。

 だがオランダメディア「ED」は、堂安が攻撃的なポジションとして来季PSVの選択肢にあることを報じた。ロガー・シュミット監督(54)も最近、本人と話し合いを持ち「彼は私たちとチャンスをつかみたいと思っている。五輪が終わった後に戻ってくることを期待している」と語ったという。

 東京五輪でも攻撃の中心として期待されており、晴れて復帰がかなうか注目だ。