スペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(58)が、理想とするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)との契約更新発表日を指定した。

 今月いっぱいで契約が切れるメッシを巡っては、資金力に勝るフランス1部パリ・サンジェルマンなどが狙っているとされ、アルゼンチン代表として南米選手権に出場中ということもあって、まだ正式発表には至っていない。そんな中、スペイン紙「スポルト」によると、ラポルタ会長は「私は冷静だ。彼のブーツはカンプノウ(バルセロナの本拠地)の芝に残るだろう。私はメッシからの〝ノー〟を考えていない。彼は世界最高の選手であり、より優れた経済力を持った多くのチームが彼を狙っているので簡単ではないが、非常に楽観的になっている」と残留へ自信を見せている。

 さらに合意時期についても「できるだけ早く実現したいと思う。日程は決めていないが、彼の誕生日でもある24日もしくは、私の誕生日である29日にしてほしいね」と希望を明かした。いずれにしてもギリギリまで交渉がもつれてしまうようだ。