スペイン1部ヘタフェのU―24日本代表MF久保建英(20)の移籍先に複数クラブが候補に挙がる中、同国1部ベティスが浮上した。同国メディア「エスタディオデポルティーボ」が報じた。

 同メディアは「EU圏外枠3つが埋まっており、(保有元である)レアル・マドリード復帰は厳しそうだが、まだ20歳ということもあり、今夏に放出することはない。新たなレンタル先を探すことになる」と指摘。その上で「グラナダに加え、以前も獲得に名乗りを上げたベティスの可能性もある。久保とRマドリードは主力になれるチームを望んでおり、ポジション争いのあるチームとなるが、選択肢の一つになる」と伝えた。

 また来季から1部に復帰するマジョルカやエスパニョールも関心を寄せていると報じられており、スペイン国外クラブも含め〝日本の至宝〟へ熱視線を送るクラブがさらに増えていくのは間違いない。ビリャレアルでスタートした今季の失敗を繰り返さないように、どのクラブをどんな基準で選ぶのか注目される。