スペイン1部レアル・マドリードの新監督候補にイングランド・プレミアリーグのエバートンを指揮するカルロ・アンチェロッティ氏(61)が浮上したと、同国メディア「デフェンサセントラル」が伝えた。

 Rマドリードは前監督のジネディーヌ・ジダン氏(48)の退任により新監督選定を行っている。すでに各メディアではイタリア1部インテルの監督を辞任したアントニオ・コンテ氏(51)、フランス1部パリ・サンジェルマンのマウリッシオ・ポッチェティーノ監督(49)、RマドリードBを率いるラウル・ゴンサレス監督(43)らが候補と報じられているが、同メディアによると、新たにアンチェロッティ氏もリスト入りしたという。

 イタリア1部ユベントスやACミラン、イングランド・プレミアリーグのチェルシーなど、数々のビッグクラブを指揮してきた名将で、2013年からRマドリードの監督を2シーズン務めている。同メディアは「フロレンティーノ・ペレス会長と心のこもった関係を維持している」と伝えている。

 また「ロッカーでの良い雰囲気、言語の指揮、リーグの知識は、非常に簡単に適応できるでしょう」とアンチェロッティ氏の能力を紹介しながらも、エバートンと契約中であることから違約金が発生するなどの問題があると報じており、最終選考の行方が注目されそうだ。