来季の去就が注目されるスペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)に、昨季所属して来季1部復帰するマジョルカがオファーする見込みとなった。

 今季でヘタフェとの期限付き移籍を満了する久保を巡っては保有元のレアル・マドリードへの復帰や放出、他クラブへの再レンタルやヘタフェ残留など様々な選択肢が浮上しているが、ここにきて大きな動きが出てきた。

 スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「マジョルカは1部昇格を決めたことで、新たなレンタル選手として久保を獲得しようとしている。Rマドリードとマジョルカは良好な関係にあり、久保がスペイン1部で最も良いレベルでプレーできたチームでもある。この移籍は誰にとっても有益だ」と報道。マジョルカが1部再昇格を決め、昨季主力として活躍した久保に再び白羽の矢を立てたのだ。

 久保はマジョルカで昨季4ゴールを挙げるなど主力として活躍。選手や環境も把握しているだけに、今季の不振から立ち直るには絶好のチームと言えそうだ。

 27日にはオンライン取材で「チーム選びに失敗した」と本音を吐露した久保。飛躍を遂げた地で再起を図ることになるのか注目が集まる。