スペイン1部レアル・マドリードの新監督候補にクラブOBで元同国代表MFシャビアロンソ(39)が急浮上したとスペイン紙「スポルト」が報じている。

 現指揮官のジネディーヌ・ジダン監督(48)は今季限りで退任の意思を固めていると報道されており、近日中にも去就についてフロレンティーノ・ペレス会長と会談する予定だ。同紙は「レアル・マドリード会長の優先事項はジダン監督と継続すること」としながらも、ジダン監督が退任した場合に備えて代役をリストアップする。

 すでに後任としてイタリア1部ACミランやユベントスを率いたマッシミリアーノ・アッレグリ氏(53)やRマドリードBを率いる元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス監督(43)の名前が出ているが、同紙はレアル・ソシエダードBを指揮するシャビアロンソ監督が筆頭候補と伝えている。

 RマドリードOBで、イングランド・プレミアリーグのリバプールやドイツ1部バイエルン・ミュンヘンでもプレーした実績を持つ元スター選手だ。監督としての経験は少ないものの、ペレス会長はジダン監督が退任した場合、チーム変革期を託すには最適の人材として考えているという。