J1鳥栖にも所属していた〝エルニーニョ(神の子)〟元スペイン代表FWフェルナンドトーレス氏(37)が25日、自身のSNSで現役復帰を表明した。

 2019年夏に日本で現役を引退したFトーレス氏は、自身のインスタグラムを更新し、背番号9のユニホーム写真を投稿するとともに「人生を理解する方法は一つしかない。それはプレーすることだ。そのために復帰すると決めた。今週の金曜日(28日)に発表する」と書き込んだ。

 Fトーレス氏は今年1月にマッチョ化した姿をSNSで披露し、世界で大きな反響を呼ぶと、5月にはボクシング練習するシーンを公開し「ボクサー転身か」とも報じられていた。スペイン紙「アス」によると「ここ数か月にやり取りがあり、Aマドリードの下部組織のコーチとして活動した後、自身のトレーニングを行っていた」という。

 Fトーレス氏は01年スペイン1部のアトレチコ・マドリードでプロデビュー。07年にイングランド・プレミアリーグのリバプールに移籍。その後、チェルシー、イタリア1部ACミランなどでプレーし、18年7月にJ1鳥栖入りし、19年夏に現役を退いた。その後は母国のAマドリードの下部組織で指導者として再始動していた。

 28日に現役復帰の詳細を発表するとしているが〝神の子〟は再びピッチで躍動する姿を見せるのだろうか。