イタリア1部ACミランの同国代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)が今季限りで退団し、ライバルのユベントス入りが濃厚になった。

 今季で契約が切れるドンナルンマを巡ってはACミランが残留交渉を重ねていたが、金銭面で折り合わず交渉が難航していた。

 そうした中でスペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「来季はACミランに留まらず、更新は合意に達しない」と残留交渉は決裂したと報道。イタリア代表の守護神獲りへこれまで複数のビッグクラブが関心を寄せていたが「ユベントスがフリーエージェントでドンナルンマと契約する主要な候補者であると断言する。1000万ユーロ(約13億円)の5年契約だ」とGKとしては破格のオファーを提示したイタリアのライバルチームに移籍する見込みとなった。

「イタリアのGKの経済的要求を満たすオファーであり、すべては彼がトリノに近づいていることを示している」と同メディアは指摘した。

 注目を集めた大物守護神の去就は、同じイタリア国内の名門への電撃移籍で決着しそうだ。