ドイツ1部シュツットガルトの日本代表MF遠藤航(28)の〝タイトル獲得〟に、アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーのMF本田圭佑(34)が祝福の言葉を贈った。

 遠藤は最終戦こそ警告累積で出場停止となったが33試合に出場して3ゴール4アシストをマーク。そして特筆すべきは、ボールの奪い合いである「デュエル」の勝利数で今季ドイツ1部最多となる476回を記録して〝デュエル王〟に輝いたことだ。

 フィジカル面で不利とされる日本人選手が、欧州5大リーグの一つであるドイツで激闘王のタイトルを奪取したことは歴史的偉業と言える。

 この快挙に本田が23日に自身のツイッターで「ブンデスでデュエルキングおめでとう」と絵文字を交えて祝福。日本代表の先輩からの称賛に遠藤も「ありがとうございます。ただの数字ではありますが、この結果で外国人からの日本人に対するイメージだけでなく、日本人の日本人に対するイメージも変われば良いなと思います」と返答し、今後も日本人選手のイメージを変えるような活躍を力強く誓った。

 世界トップレベルで通用することを証明した遠藤。森保ジャパンの大黒柱として今後の飛躍に期待が高まる。