イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、今夏の補強方針を決定したようだ。

 英紙「サン」は今季の終了に合わせてマンチェスターUが今夏の移籍市場での補強方針を決定したと報道。注目される攻撃陣の補強は3人の候補に絞ったようだ。

 まず挙げたのがイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)。「マンチェスターに戻る話は絶え間なく続いている。2022年まで契約を結んでいるが、市場価値は5000万ユーロ(約65億円)なので手頃な価格で、彼は戻りたいと思っている」と相思相愛で一気に交渉が進展するとみている。

 次にトットナムのイングランド代表FWハリー・ケイン(27)。スペインの移籍専門メディア「フィチャージェスネット」は「彼はすでにトットナムを去りたいと言っており、ユナイテッドのプロジェクトを好んでいる」と指摘する。

 そして最後に以前から獲得に乗り出しているドイツ1部ドルトムントのFWジェイドン・サンチョ(21)で「ドルトムントはこの夏、彼を解放する。サンチョは彼の国に戻りたいと思っており、彼は昨年ユナイテッドからのオファーをすでに受け入れている。彼を再び説得することになる」と予想する。

 争奪戦が展開されているドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)は今夏の獲得を見送り、まずは強力トリオの獲得に全力を注ぐ構えだ。