今夏の欧州選手権に臨むドイツ代表の主力MFマルコ・ロイス(31=ドルトムント)が参加を見送ると自身のインスタグラムで発表した。

 同国1部ドルトムント時代の元日本代表MF香川真司(32=PAOK)とプレーしていたロイスは「とても複雑な、体力を消耗する今シーズンを終え、成功を収められたことに感謝し、僕はユーロ(欧州選手権)への参加を見送るという結論を出した。自国を代表してプレーできることはいつも誇らしい。今回の決断は難しかった」と説明している。

 その一方で、ドイツ代表から外れていたDFマッツ・フンメルス(32=ドルトムント)が電撃復帰する可能性があると、ドイツ誌「キッカー」が伝えている。2019年にヨアヒム・レーウ監督(61)がFWトーマス・ミュラー(31=バイエルン・ミュンヘン)らとともに構想外としていたが、約2年ぶりと代表入りが見込まれる。

 フンメルスも香川のドルトムント時代のチームメート。ロイスを含め3人は同世代でチームの躍進に貢献した。今季もクラブで安定感をあるプレーで活躍し、同時期にドイツ代表から外されたミュラーとともに復帰する予定だ。