スペイン1部レアル・マドリードが、次期監督候補のマッシミリアーノ・アッレグリ氏(53)に年俸1000万ユーロ(約13億円)のオファーを出した。

 現地メディアではジネディーヌ・ジダン監督(48)の今季限りでの退団が一斉に報じられており、クラブ側は後任候補の選定に入っている。

 そうした中でイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「Rマドリードからアッレグリへのオファーがすでにある。フロレンティーノ・ペレス会長が、2年契約プラス1年オプションの契約期間で年俸1000万ユーロのオファーを出している」と報じた。

 Rマドリードの後任候補を巡ってはBチームを率いるクラブレジェンドのラウル・ゴンザレス監督(43)も有力視されているが、ペレス会長はイタリア1部ユベントスなどビッグクラブを率いた実績のあるアッレグリ監督にチーム再建を託す方針に傾きつつある。破格オファーで一気に名将を落とす構えだ。

 Rマドリードの次期監督の人選はヘタフェに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英(19)の今後も左右するだけに、動向から目が離せない。