今季前半にMF久保建英(19=ヘタフェ)が所属していたビリャレアル(スペイン)が、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)決勝に進出した裏で“仰天計画”を進めている。

 ビリャレアルは6日に行われたアーセナル(イングランド)とのEL準決勝第2戦で0―0と引き分け、2戦合計2―1で決勝進出を決めた。イレブンは、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との決勝がポーランド・グダニスクで行われることにちなんで「ポーランドへ! ポーランドへ!」と叫んで喜びを爆発させた。

 イレブンが絶叫した「ポーランドへ!」はスペイン語で「A Polonia!」と表記され、その様子がSNSなどで拡散されると事態は意外な方向へ。選手たちがスペイン人ポルノ女優、アポロニア・ラピエドラ(Apolonia・Lapiedra)の名前を叫んでいたという“既成事実”ができ上がってしまったのだ。

 すると、ラピエドラ本人が「ポーランドの試合はアポロニア効果で確実に勝てるでしょう…頑張ってね、ビリャレアル」と自身のツイッターで反応。ここで話が終わるかと思いきや、クラブ公式ツイッターが「えっと、えっと…あなたも遠征に行きませんか?」とポーランドへの同行をお願いし、本人は「私も参加します!」と同意した。

 この一連のやりとりを、スペイン紙「スポルト」など複数の欧州メディアが「ビリャレアルがEL決勝にポルノ女優を招待」と一斉に報じた。本当に実現するのか気になるのはもちろんだが、実現したらしたで〝アポロニア効果〟で優勝できるのか、注目されるのは間違いない。