イタリア1部ローマが4日、トットナム前監督のジョセ・モウリーニョ氏(58)が来季から新監督に就任すると発表した。

 ローマは今季までの契約となっているパウロ・フォンセカ監督と契約更新しないことを発表。その直後に、トットナムを解任されたばかりのモウリーニョ氏の電撃就任を決定した。契約期間は2024年までの3年間となった。

 モウリーニョ氏がイタリアで指揮を執るのは、インテルで3冠を果たした2009―10年シーズン以来12年ぶりとなる。ローマのクラブ公式サイトで「これから数年間、勝利のためのプロジェクトを構築していきたい」と意欲を語った名将がイタリアの名門でどのような采配を振るうのか注目が集まりそうだ。