イングランド・プレミアリーグのトットナムの後任監督に、スコットランド1部レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督(40)が最有力候補に浮上してきた。

 ジョゼ・モウリーニョ前監督(58)を解任したトットナムが監督候補を選定する中、スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェス」が「最近アヤックスがエリック・テンハグ監督(51)と契約を更新し、レスターのブレンダン・ロジャーズ監督(48)にも拒否されたことにより、クラブはすでに新しい解決策を決めている。ジェラードが候補者リストのトップの位置にいる」と報じた。

 イングランド代表を長年支えたレジェンドは古巣リバプールの次期監督候補にも浮上していたが、ユルゲン・クロップ監督(53)の続投論も強くなっており、名門の指揮は時期尚早との見方もある。そうした中で監督探しに難航しているトットナムが、カリスマ性のある若手指揮官の招へいを画策。「元リバプールの選手はレンジャーズをチャンピオンにしたことから評価が高まっており、彼の名前はクラブ内で非常に人気がある」と同メディアが指摘するように、チーム再建の救世主として白羽の矢が立った。

 イングランドのスターがトットナムを率いることになるのか注目が高まっている。