スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が残留へと近づいているようだ。同国紙「アス」が合意間近だと伝えた。

 同紙報道によると、フランス1部パリ・サンジェルマンがメッシへオファーと一部で報じられた中、父で代理人のホルヘ・メッシは、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長と会って、息子の契約継続と年俸50%カットを受け入れる意思を伝えたとした。

 契約期間は2年プラス1年のオプションで変わらないが、パリSG側は現在の年俸(約92億円)を維持した条件提示すると見られるが、金銭面は決め手にはならない模様だ。

 そんな中、元チームメートの盟友であるウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)が、バルセロナの地元テレビ局「TV3」の取材に残留を勧めた。「決断するのは彼自身だが、移籍は彼のためにならない。友人である私に言わせれば、彼がバルセロナ以外の場所に移ることはないだろう」。バルサに残ること以外の選択肢はないとの見解だが、親友だけに何らかの情報を知った上での発言なのかもしれない。

 また「TV3」はメッシ側の今後の青写真も伝えた。あと2シーズン、バルセロナでプレーした後、米メジャーリーグサッカー(MLS)で現役生活を終えるという。本人は米国滞在中にバルセロナのアンバサダーとして活動することにも前向きだとし、古巣へは監督として帰還するつもりだというが、果たして…。