ファンにサインして罰金? 欧州各紙は、スペインリーグで首位に立つバルセロナが、所属するブラジル代表FWネイマール(22)に対し、罰金6000ユーロ(約82万円)を科すことになったと報じた。

 バルセロナが8月31日に1―0で勝利したビジャレアル戦。ベンチスタートのネイマールは後半14分からピッチに立った。その直前、スタンド脇でのウオーミングアップ中に最前列のサポーターからスパイクとペンを渡されると気軽にサインに応じた。実は、これがチームの禁止事項だったのだ。

 試合に集中するための内部規定だが、クラブ側が特に問題視しているのはルイス・エンリケ監督(44)の許可もなく、練習を中断したこと。規律を重視するクラブの方針もあり、罰金となったが、ネイマールはファンサービスに熱心な選手としても知られている。情状酌量の余地はありそうだが…。

 2日、ネイマールはブラジル代表として臨む親善試合のため米マイアミ入り。5日に、W杯で腰椎骨折の重傷を負わされたDFスニガ(28)を擁するコロンビアと対戦する。