東京五輪の男子サッカー(7月22日開幕)の1次リーグ組み合わせ抽選会が21日にスイスで開かれ、韓国が驚異的なクジ運で〝天国〟の組に入り、同国内では金メダル獲りへの機運が高まっている

 B組に入った韓国は、ホンジュラス、ニュージーランド、ルーマニアと同じ組になった。強豪揃いの〝死の組〟となってしまった日本とは対照的に、韓国は強豪国不在の天国とも言える組となった。

 考えられないほどのクジ運の強さを見せた韓国は「歴史に残る最高の組み合わせだ」と大きな盛り上がりを見せている。

 韓国紙「スポーツ韓国」は「金鶴範(キム・ハクボム)監督率いる韓国五輪代表チームは幸いなことに、死の組を避けた。ポット分けの時点で可能性のあったメキシコ、エジプト、フランスなどの強豪すべてを避けることができた」と組み合わせ抽選の結果に万歳三唱モード。そして「ホンジュラス、ニュージーランド、ルーマニアは比較的な簡単な相手だ。ニュージーランドは、今回の本選進出国でも弱小国に分類され、ルーマニアも欧州のチームの中で最も実力が低いと評価される。厳しいアフリカのチームも避けられた」とすでに相手を〝格下扱い〟しており、1次リーグ突破は楽勝との見方だ。各メディアも「最高の組み合わせ」「歴史に残る抽選結果」など諸手を上げて金メダルへの機運を盛り上げている。

 米国の調査会社による予想で韓国が男子サッカーの金メダル獲得との結果が出たばかり。韓国では本番に向けてすでにお祭り騒ぎだ。