スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、いよいよ契約延長へ秒読み段階に入った。

 今季限りで契約が切れるメッシを巡ってはバルセロナが水面下で残留交渉を続けているが、気になる動きが出てきた。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、メッシの父親で代理人も務めるホルヘ・メッシ氏が18日にバルセロナ入りしたと報道。近日中にバルセロナのラポルタ会長と会談を実施する予定で、契約更新に向けて大きな進展があるとの観測が広まっている。

「メッシの父親がスペインに到着したことは、夏に終了するスターの契約の更新を交渉するためだ。バルセロナとプレーヤーの緊密な関係を示している」と同紙は指摘。リーグ戦終了までに契約延長が発表される可能性もある。

 早期決着に向けた動きは他にもある。スペインのラジオ局「RAC1」は「妻であるアントネラが、バルセロナから非常に近い地域であるガラフで家を探している。メッシはバルセロナから38キロ離れたガラフ地方の美しい海岸沿いの町シッチェスにホテルの1つを所有している」と報道。なじみのあるバルセロナ近郊で夫人が新居を物色しているというのだ。

 一時はフランス1部パリ・サンジェルマンやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーが獲得に乗り出して注目を集めたメッシの去就問題だが、バルセロナ残留で決着しそうだ。