スーパーリーグ創設の波紋 各方面から猛反発も肯定派はUEFAの運営を疑問視

2021年04月19日 13時02分

UEFAは欧州スーパーリーグ構想に反対(ロイター)

 欧州スーパーリーグを設立することで合意したと、欧州12クラブが18日に発表した。イングランド・プレミアリーグの6クラブ、スペイン1部の3クラブ、イタリア1部の3クラブが創設クラブとして運営していくという。

 声明では「この他に3クラブを招待し、最初のシーズンを可能な限り早く始める」という。20チームを2組に分けて1次リーグを行い、各組上位4クラブが決勝トーナメントを戦う。毎年他に5チームが予選を経て参加するという。また「創設クラブ」にはそれぞれ約35億ユーロ(約4515億円)を受け取ることが発表された。

 すでに欧州サッカー連盟(UEFA)はスーパーリーグについて「当該クラブは国内、欧州、世界の大会への出場が禁止され、所属選手は代表チームへの出場機会を失う可能性がある」との〝報復案〟を発表するなど、猛反発しているが、ファンやサポーターの反応はさまざまだ。

 英国ファンは「ファンを無視してお金しか見ていない」「史上最悪のビジネスアイデア」「参加するクラブがリーグ戦から除外するべき」「サッカーファンは一致団結してスーパーリーグを止めるべきだ」「金儲けで選手の負担が増える」などと、スーパーリーグに反発する意見は多い。

 その一方で肯定派のファンたちは「チャンピオンズリーグはマンネリだし、UEFAがクラブに(儲けを)還元してこなかったから仕方ない」「これらのクラブがCLからいなくなれば困るのはUEFAの方じゃないかな」「単純にビッグクラブ同士の対戦が楽しみだ」と指摘し、UEFAの運営方式を疑問視する声が多かった。

 スーパリーグ側は「今後のUEFA、FIFA(国際サッカー連盟)との協議を楽しみにしている」としているが、大モメは必至だ。

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