欧州スーパーリーグ創設が18日、正式発表された。スペイン紙「マルカ」など各メディアが一斉に報じた。

 各種報道によると、スーパーリーグには、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレチコ・マドリード(いずれもスペイン)、ユベントス、ACミラン、インテル(いずれもイタリア)、アーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、トットナム(いずれもイングランド)が創設クラブとして登録されたという。

 初代会長はRマドリードのフロレンティーノ・ペレス氏が就任し、さらに3クラブが参加し、15クラブが創設クラブとなる予定だ。スーパーリーグ側は「今後スーパーリーグと世界のサッカー全体にとって最良の解決策を模索するUEFA(欧州サッカー連盟)とFIFA(国際サッカー連盟)との話し合いを楽しみにしている」と報じている。

 スーパーリーグ構想の発表前に、UEFAは公式声明を出して、猛反発した上で「(スーパーリーグに参加する)当該クラブは国内、欧州、世界の大会への出場が禁止され、所属選手は代表チームへの出場機会を失う可能性がある」とし〝報復〟として厳しい処分を科す方針を発表。今後の対立は大モメ必至だ。