アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーのMFミラブドゥラ・アッバソフ(25)が新加入した元日本代表MF本田圭佑(34)を高評価した。

 本田はここまで公式戦2試合に出場し、初戦となった4日のスムガイド戦では途中出場で酷評されたものの、10日のガバラ戦では攻撃の起点となる好プレーを見せた。

 アゼルバイジャンメディア「リポート」によると、アッバソフは本田について「フィールドで彼とプレーするのはとても快適です。ボールを扱うため、フィールドをよく見ているのは素晴らしいことです。ホンダはそれを実践しています。私たちのチームにとって非常に役立つ選手です」とコメントしたという。

 さらに攻撃面では評価されながらも、運動量が少なく、守備面での貢献が足りないと各メディアで指摘されていることに「これはヘッドコーチに尋ねられる質問です。しかし、ホンダはその役割を果たしており、守備のために割り当てられたタスクを実行していると思います」と、周囲の見方を否定した。

 本田はオーバーエージ枠での東京五輪出場を目指しているが、そのためにはチームを勝たせることが不可欠。2戦を終えてチームメートからの信頼も集めつつある。森保一監督(52)も本田への評価を高めている中、大逆転でメンバー入りを果たせるだろうか。