欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦の2試合が14日(日本時間15日)に行われ、ともに第1戦で勝利したレアル・マドリード(スペイン)、マンチェスター・シティー(イングランド)がベスト4進出を決めた。

 DFセルヒオ・ラモス(35)ら主力を欠くRマドリードはアウェーでリバプール(イングランド)と対戦。15本のシュートを浴びるなど、2年前の王者に攻め込まれたが、無失点でしのぎ、0―0で引き分けて、2戦合計3―1で勝ち上がった。

 一方、アウェーでのドルトムント(ドイツ)戦に臨んだマンCは第1戦と同じく21で快勝。2戦合計4―2で5季ぶりのベスト4進出となった。

 前半15分に先制を許したマンCだったが、攻撃陣が徐々にペースアップ。後半10分にFWリヤド・マレズ(30)がPKを決めて追いつくと、同30分にはMFフィル・フォーデン(20)が第1戦に続くゴールで突き放した。

 ドルトムントは今大会10得点のエースFWエーリングブラウト・ハーランド(20)が不発。17歳のMFジュード・ベリンガムのCL初ゴールを生かせなかった。

 準決勝ではRマドリードがチェルシー(イングランド)と、マンCはパリ・サンジェルマン(フランス)と対戦する。