イングランド・プレミアリーグ、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)が、同リバプールから今季終了までの期限付きで移籍した日本代表MF南野拓実(26)の去就について言及した。

 地元メディア「リバプールエコー」によると、ハーゼンヒュットル監督は、南野の完全移籍について「彼のクオリティーは気に入っている。いくつかのよいゴールを決めてくれた。ただ私たちは今のところ拓実について交渉を行っていないし、リバプールが今夏の彼をどうしようとしているのかも知らない」とコメント。その上で同メディアは、指揮官が完全移籍で獲得するつもりはないと伝えた。優先したいのは、今季終了までの期限付きでエバートンから加入したFWセオ・ウォルコット(32)の残留だという。

 もちろん南野に来季もサウサンプトンでプレーしたい希望があるわけでなく、リバプールでのレギュラー確保や欧州チャンピオンズリーグに出場する他のビッグクラブでのプレーを目指しているが、今季終盤戦で残ってもらたいと望まれるような大活躍を見せたいところだ。