ドイツ1部ドルトムントが、今夏の去就が注目されるノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の後継者として、日本代表MF遠藤航も所属するシュツットガルトのFWサーシャ・カライジッチ(23)の獲得に乗り出す。

 ハーランドを巡っては高額な移籍金が見込める今夏の放出が検討されており、ドルトムントにとっては代わりとなるストライカーの獲得が急務となっている。

 そうした中、スペインの移籍専門メディア「フィチャージェス」は「ドルトムントがハーランドの後任を決定。シュツットガルトで最高のシーズンを送るカライジッチだ」と報じた。

 カライジッチは身長200センチの長身ストライカーで今季13ゴールとブレーク。ハーランドと同様の大型FWで成長著しい逸材にエース候補として白羽の矢を立てた。

 ドイツ誌「キッカー」によると、シュツットガルトは移籍金を3000万ユーロ(約38億4000万円)に設定して今夏の放出を検討。ドルトムントが速攻アタックで代替候補を確保し、ハーランドの売却交渉を本格的にスタートさせることになりそうだ。