アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)が4日、ホームのスムガイト戦で新天地公式戦デビューを飾った。

 試合は前半を0―2で折り返す苦しい展開。本田は1人目の交代選手として後半開始からピッチに立った。今年初の公式戦となったが、得意のトップ下の位置に陣取ると、後半3分にスルーパスでいきなりチャンスをつくり出した。その後もパスを散らして攻撃のリズムをつくり、後半は相手を押し込む時間帯が多くを占めた。本田も自ら積極的にシュートも放ったが、1点が遠い展開。試合はそのまま敗れてしまった。

 日本代表でW杯3度出場やイタリア1部ACミランなど豊富な経験を買われて入団したベテランは、チームの流れを変えるなどデビュー戦で一定の役割を果たしたのはプラス材料だろう。次戦以降はチームを勝利に導く活躍で評価を確立したいところだ。