ドイツ1部ハノーバーの日本代表MF原口元気(29)が新型コロナウイルス検査で陽性判定だが出たと現地メディアが一斉に報じた。

 ハノーバーは選手1人の感染を発表し、選手やスタッフを14日間の自宅隔離。14日に予定されていたビュルツブルク戦が中止となった。

 クラブ側は感染者の名前を明かしていないが、ドイツメディア「シュポルトブザー」は「原口元気が検査で陽性になった」と報道。他の現地メディアでも次々と原口の感染が報じられた。

 同メディアによると、クラブのチームドクターで感染対策担当を務めるアクセル・パルテンハイマー氏は感染した選手の容態について「プレーヤーは元気だ。彼には症状がない」と説明した。

 正式発表ではないが、原口の感染が事実なら25日に行われる日韓戦(日産)と30日のカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)への招集は見送られることになりそうだ。