スペイン1部バルセロナが、ビッグクラブで争奪戦となっているドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)獲得のため〝リストラ〟を敢行しようとしている。

 クラブの新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏(58)は、エースFWリオネル・メッシ(33)の流出阻止とともに、今夏の目玉となっているハーランドもターゲットにしている。ただ〝怪物〟獲得を巡っては、競争はシ烈を極め、移籍金は1億5000万ユーロ(約193億5000万円)と見込まれており、莫大な資金が必要となる。

 そんな中、スペイン紙「スポルト」は、ラポルタ氏が、主力選手の売却で獲得資金を用意すると報じた。〝肩たたき〟要員は、フランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(29)やブラジル代表フィリピ・コウチーニョ(28)をはじめ、デンマーク代表FWマーティン・ブレイスウェイト(29)、フランス代表DFサミュエル・ウンティティ(27)らだという。

 今夏はハーランドに全精力を注ぎ、残りは移籍金のかからないフリーの選手を狙っていくというが、補強は計画通りに進むのだろうか。