元日本代表MF本田圭佑(34)の新天地候補として浮上しているアゼルバイジャン1部ネフチ・バクーのサミル・アッバソフ監督(43)が、入団で基本合意していることを明言した。

 アゼルバイジャンメディア「ハッキン」は「本田圭佑は90%、ネフチのサッカー選手だ。契約は非常に近い」と報道。同クラブのアッバソフ監督が初めて本田について言及した内容を伝えている。

「本田自身は、少なくともシーズンの終わりまでネフチのためにプレーしたいと思っている。彼が我々に合っているかを考えているが、圭佑が我々を助けてくれると信じている。今、経験豊富なプレーヤーが必要だ」と指揮官は国際舞台での実績がある本田の必要性を強調し、今季入団して残りのシーズンでプレーする見通しを示した。

 さっそく起用法にも言及しており「彼は様々なチームで、様々なポジションでプレーしてきた。彼はどんなポジションでも我々に貢献できると思う」。日本代表で結果を残してきた攻撃的なポジションから、最近プレーしている守備的MFまで多くの選択肢を試す方針だ。

 現在は来季以降のオプションや条件面など細部を詰めている段階とみられ、本田のアゼルバイジャンでの再出発が秒読み段階に入った。