MF堂安律(22)とFW奥川雅也(24)が所属するドイツ1部ビーレフェルトは2日、ウーベ・ノイハウス監督(61)を解任したと発表した。

 2018年12月に監督に就任したノイハウス氏は、昨季2部で優勝して11季ぶりの1部昇格に導いたが、今季は22試合終了時点で勝ち点18にとどまり、18チーム中16位で降格圏。前節2月27日のドルトムント戦を含め、直近5試合がいずれも3失点以上を喫しており、守備面の立て直しが急務だった。

 クラブは公式サイトで声明を発表。「長期的な戦略の一環として、今季の結果とは別に、コーチ陣の交代を進める決断をしていた。コロナ禍による経済的影響もあり、育成クラブへの発展を目指し、ユース選手の育成を進めていきます」とし、今後の方向性を示した。

 後任については未定だが、ノイハウス体制下でリーグ戦全23試合に先発してきた堂安と、今冬にオーストリア1部ザルツブルクから移籍加入した奥川の起用法についても影響がありそうだ。