久保建英の不振に「古巣バルセロナは笑っている」 “韓国の至宝”当てつけ獲得も視野

2021年02月25日 22時12分

久保建英

 スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)に、かつて下部組織に所属した“古巣”のバルセロナが強烈なしっぺ返しだ。

 スペイン誌「ドンバロン」は今季の久保がビリャレアルやヘタフェで苦しんでいる現状に言及。「彼は居場所を失い、夏に(保有元の)レアル・マドリードに戻るのは非常に困難だ。彼ら(Rマドリード)はそれが現実になり、大きなポスターとなることを望んでいた。だがヘタフェでも、ウナイ・エメリ監督のビリャレアルでも、(昨季所属した)マジョルカでも成功したとは言えない。多くの人がそれを“詐欺”だと思っているのは当然のことだ」と周囲の期待の大きさと現状の実力とのギャップを痛烈に批判した。

 そして「彼が育成されFIFA(国際サッカー連盟)の制裁によって去ることになったクラブであるバルサは今、笑っている。彼がした途方もない裏切りがある。Rマドリードが彼にはるかに多くのお金をオファーしたという理由だけで、彼は全てを与えてくれたチームから永遠のライバルへと去っていった」とRマドリード入団時の経緯を説明。バルセロナの下部組織にいた久保は18歳未満の選手の獲得ならびに登録に関する規定違反に抵触したため、いったん日本に戻ってFC東京に入団。その後18歳を迎えるタイミングでスペインへ戻る際に、バルセロナから復帰の打診があったにもかかわらず高額オファーを出したRマドリードを選択。日本経由とはいえバルセロナ側は“禁断の移籍”をいまだに快く思っていないという。

 そして、バルセロナの次期会長が有力視されるジョアン・ラポルタ氏がある計画を立てているようで「日本人と多くの類似点を持っているスターのMF李康仁(イ・ガンイン=20、バレンシア)との戦略的サインを念頭に置いている。カンプノウでは彼の途方もない可能性と、マーケティングの面で持つ大きな影響力を信頼している。韓国人初の素晴らしいバルセロナの選手になる」。久保と比較されることの多い李を“当てつけ”で獲得しようというわけだ。

 久保と古巣との間には、いまだに大きな溝があるようだ。

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