ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が、同国のサッカー界でもモテモテぶりを発揮している。

 PAOKに加入以来、途中出場が続いている香川だが順調に出場時間を伸ばしており、先発デビューも目前に迫っている。そうした中でギリシャメディア「インPAOK」が現地でのフィーバーぶりを報じている。

「各試合の終了後に対戦相手の選手は畏敬の念を抱いて彼を見てユニホームを求めてくる。彼が出場したすべての試合で、彼がユニホームを交換したことは特筆すべき価値がある」と報じた。

 香川はまだ先発デビューを果たしておらず出場機会は限定的だが、試合後には香川の着用したユニホームを目当てに相手チームの選手たちが殺到するというのだ。ギリシャでは毎試合こうした光景が見られることは珍しく、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやドイツ1部ドルトムントなどビッグクラブで活躍してきた香川の実績がギリシャサッカー界でも認められている証しと言える。

 また同メディアは、香川のレプリカユニホームの注文がクラブに殺到していることも報じ「マーケティングを向上させる実質的な動きにもなっている」と、その人気ぶりを紹介した。

 同僚だけでなく相手選手たちからの〝支持率〟も高い香川。ギリシャでも人気にたがわぬ活躍を見せられるか。