ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が〝計画通り〟にスタメンデビューを果たしそうだ。

 ギリシャメディア「スポーツ24」は「PAOK 香川の計画」と題し「レーシングコミットメントの段階的な統合のための計画に従うことを続けています」と報道。クラブ側はチームに順応する時間と、浪人期間が長かった香川のコンディションを考えたプランを実行中で、加入から約1か月が経過し、スタメンで出る準備が整いつつあるという。

 香川は3日のギリシャカップAEラリッサ戦でデビューし、ここまで5試合に出場、好パフォーマンスを発揮しているが、いずれもベンチスタート。スタメン出場が待望されていたが、同メディアによると、クラブ側は香川がスペイン2部サラゴサに所属していた昨年8月のプレーオフ・エルチェ戦以降、90分間の試合をしていないため「何よりもケガに直面しないこと」を優先していたという。

 すでに指針としていた「100分間のプレー」をクリアするなど、ここまでPAOKの〝香川プラン〟は予定通りに進んでおり、27日のアステラス戦こそベンチスタートの予定だが、3月3日のギリシャカップ準々決勝第2戦ラミア戦ではスタメン出場する見込みと伝えている。