大争奪戦が展開されているドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)が、新天地に求める契約条件が明らかになった。

 英紙「デーリースター」は「ハーランドは、5年以上の契約で総額7800万ポンド(約115億4000万円)というパッケージを望んでいる」と報じ、オファーの基準を設定していることが判明した。

 同紙はオファーの条件を通知した相手として、本命視されるスペイン1部レアル・マドリードのほか、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、チェルシーを挙げた。

 ハーランド側が要求する額は年俸換算にして約23億円だが、これはあくまでも〝最低ライン〟になりそう。というのも、ハーランドとともに獲得合戦となっているフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)が新契約の際は年俸3700万ユーロ(約47億円)を要求するとみられており、ライバルであるハーランドも今後釣り上げてくることが濃厚だからだ。

 交渉条件が徐々に明らかになり、水面下で争奪戦が佳境を迎えつつあるようだ。