スペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)が〝デブキャラ〟脱却へ減量に取り組んでいる。

 アザールは今月初めに左足大腿直筋負傷と診断され、全治3~4週間とみられている。重傷ではないものの、今回のケガによりRマドリード加入後の約1年半で実に10回目の離脱となったことで、1億ユーロ(約127億円)の移籍金に見合っていないと批判が高まっている。

 ケガを繰り返す原因の一つとして指摘されているのが、入団後の激太り。明らかに腹回りなど余計な部分がぽっちゃりして、ファンやサポーターからも指摘されている。アザールも以前、スペイン紙「マルカ」に「僕はすぐに太ってしまう体質」と認めているほどだ。

 しかし今回の負傷はさすがにまずいと思ったのか、アザールがついに本気で減量に取り組み始めたようだ。Rマドリード専門メディア「インフィニットマドリード」は「アザールは負傷してから12日後にはすでにボールを使って走っている。すでに体重が4キロ減っている。彼は非常に熱心だ。急速に回復していて、すぐにチームに復帰できそうだ」と報じ、わずか2週間足らずで4キロ落とすハイペースで減量を進めており、かつてのキレのあるプレーを取り戻そうと懸命に努力しているようだ。

 大手ハンバーガーチェーン「バーガーキング」に〝デブネタ〟をイジられるなどすっかりお笑いキャラになってしまったアザール。復活を果たせるか注目が集まる。