スペイン1部レアル・マドリードが〝久保パターン〟で逸材獲りを計画している。

 スペイン誌「ドンバロン」は「Rマドリードが、MF久保建英(19=ヘタフェ)と同じような別のケースを考えている」と題して、ドイツ1部ライプチヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(22)が獲得候補に浮上していると報じた。

 なぜ久保の名前が出てくるかというと、オルモは久保と同じくバルセロナの下部組織で育成されたから。その後クロアチア1部ディナモ・ザグレブを経て昨年1月に加入したライプチヒで欧州チャンピオンズリーグ(CL)で活躍するなどブレーク。今季もバリバリのレギュラーとして成長を遂げており、Rマドリードが久保に続く〝バルサ育ちの逸材〟に白羽の矢を立てたのだ。

「ブンデスリーガでは彼は成長を続けており、カンプノウ(バルセロナの本拠地)は彼を連れ戻すことに興味を持っている。しかし、サンチャゴ・ベルナベウ(Rマドリードの本拠地)も彼をしっかり見ている」と古巣であるバルセロナも復帰を画策しており、スペインのライバル同士による熱い争奪戦が展開されそうだ。